長所でもあり短所でもあるガソリン

エンジン

ハーレーで利用されるガソリンは、ハイオクガソリンであることが条件です。これは、普通の自動車などと違ってレギュラーでも良いというわけではなく、ハイオクが標準になっているということを知っておかなくてはいけません。これはハーレーの取扱説明書、つまりマニュアルにも記載されていることであるため中が必要です。

何故ハイオクが求められるのでしょうか。これは、ハイオクの方がオクタン価が高いからです。オクタン価が高いハイオクでは燃焼効率が非常に良くなるため、エンジンを添加させて運転をしたときに大きな爆発力を生み出すことができます。大型バイクのエンジンはものすごく大きな音がしますが、あれは億単価の高いハイオクに限定して、燃焼効率を上昇させているからに他なりません。このようにすることによって、他のバイクには存在しない爆発力を生み出すことができるため、当然速いスピードで進めることができるようになります。

ハーレーは、基本構造としてハイオクを前提として開発されていますので、レギュラーを入れると十分なパフォーマンスを発揮できませんし、何よりも故障の原因にもなります。ハイオクのおかげで燃焼効率が良くなり、他のバイクには存在しない体感を得ることができる長所はありますが、燃費が高くなり少しコストが必要になってしまう短所も存在するわけです。