ハーレーのモデルによる税金の長所短所

ハーレーに限らずバイクにかかる税金の額は、排気量ごとに分けて大きく3つの区分に分けられています。

排気量が124cc以下の原動機付自動車、125~249㏄の軽二輪、250㏄以上の二輪の小型自動車です。またどの2輪車も徴収される税は2種類あり、軽自動車税と重量税があります。

ハーレーにかかる税は、他のモデルやメーカーが販売している二輪の小型自動車にかかる金額と変わりません。ハーレーのモデルの中で最小の排気量が883㏄ですので、すべての車種が250㏄以上の二輪の小型自動車に区分されるからです。そのため、モデルによって税金の違いがある訳ではありません。そのため、徴収される額を基準に考えて、所有するモデル選びをしても長所や短所がありません。どのモデルを所有していたとしても、軽自動車税には一律の6,000円が掛かります。

また、重量税は、0~12年経過車で1,900円、13年以上経過車で2,200円、18年以上経過車で2,500円となっています。古いモデルだと少し金額は上がってしまいますが、大きな差があるわけではありません。そのため、ハーレーを選ぶ時には税のことはあまり深く考えず、気に入ったモデルを購入することがおススメです。

免許からみる長所と短所

ハーレーといえば、世界を代表する大型バイクとして知られています。ハーレーの長所としては、やはりそのブランド力の高さであり、バイクを知っている人間からすれば憧れの対象になります。また正規代理店による販売が行われているといっても、その数が少ないのでリセール価格、つまり売却するさいの価格も日本車よりも有利です。

走行面でも大排気量の空冷ツイン気筒エンジンであり、また抜群の直進安定性があります。

一方で短所としては、人気車種であるため盗難に遭うリスクがあることがあります。また大排気量エンジンであるためバイクとしては燃費も悪く、特に日本車と比べると低めになります。また抜群の直進安定性はアメリカのような広大な土地を移動するのには向いていますが、日本のような山間部が多く曲がりくねった道が多い場所では、かえって扱いづらい場合があります。

また免許から見た場合にはハーレーはすべて750cc以上の大型バイクであり、大型自動二輪の免許が必要です。このためハーレーに乗れるようになるのは満18歳以上であり、また視力条件も0.7以上必要になるなど普通自動二輪よりも求められる条件が厳しくなりますし、相応の費用も必要です。